世界中が新作をいつも待ちわびている MARVELスタジオの最新作
アベンジャーズインフィニティ・ウォー
もう既に公開されて1ヵ月以上が経ってしまい、今さらな更新なんだけど(*_*;
今作がファンの間でかなりの物議を醸していることの理由などを感想を交えて振り返っていこうと思う
基本情報『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
原作:スタン・リー、ジャック・カーヴィー
制作:ケヴィン・ファイギ
制作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファブロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー
共同制作:ミッチ・ベル
撮影監督:トレント・オパロック
プロダクション・デザイナー:チャールズ・ウッド
編集:ジェフリー・フォード、マシュー・シュミット
衣装デザイナー:ジュディアナ・マコフスキー
視覚効果&アニメーション:インダストリアル・ライト&マジック
視覚効果監修:ダン・デレウ
ビジュアル開発主任:ライアン・メイナーディング
音楽:アラン・シルヴェストリ
音楽監修:デイヴ・ジョーダン
キャスティング:サラ・ハリー・フィン
出演:ロバート・ダウニーJr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ドン・チードル、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、トム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、ピーター・ディンクレイジ、ベネティクト・ウォン、ポム・クレメンティエフ、カレン・ギラン、デイブ・バウティスタ、ゾーイ・サルダナ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グウィネス・パルトロウ、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、クリス・プラット、サミュエル・L・ジャクソン、ショーン・ガン、ウィリアム・ハート、レティーシャ・ライト、テリー・ノタリー、トム・ヴォ―ン=ローラー、キャリー・クーン、マイケル・ショウ
アメリカ/2018
上映時間:149分
演出★★★★★
脚本★★★★☆
映像★★★★☆
音楽★★★★☆
配役★★★★★
カタルシス度 98%
合計 107.6点(120点満点)
これまでのアベンジャーズ・・・
今年で10周年を迎えるMARVELスタジオ。
2008年に公開された映画『アイアンマン』からこのマーベルシネマティックユニバースが始まっている。
それに続き『インクレディブル・ハルク』『ソー』『キャプテンアメリカ』と順に公開され、ヒーローたちの単独作が揃ったところで2012年に彼らが集合した『アベンジャーズ』がついに公開された。
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『アイアンマン』のラストシーンにてアイアンマンこと主人公トニー・スタークの前にアイパッチをしたサミュエル・L・ジャクソンが現れる。
彼はトニーにこう言う。
「私はニック・フューリー。S・H・I・E・L・Dの長官だ。君にアベンジャーズの話をしに来た」
SHIELDとは「戦略国土調停補強配備局」と言う糞長い名前の略で、いわば【世界の脅威に立ち向かう組織】だ。
その長官ニックは地球ないし宇宙全体の危機に対して準備を始めていた。
『アイアンマン』が公開された当時、まだファンたちは「え?今アベンジャーズって言ったよね?マジで!?」って言うノリだったと思う。その時点ではその先に『ソー』や『キャプテンアメリカ』が盛り上がるとは思っていなかっただろうからね。
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フューリーはアイアンマンから始まり、ソー、キャプテンアメリカ、ハルクなどをスカウトして結成。
これがマーベルシネマティックユニバース、通称MCUのアベンジャーズである。
大抵の人が勘違いしていることが、「人気者たちをただ合体させればいいって思ってるでしょ?」と。
違う、人気者たちをただ合体させてるわけじゃない。
元々合体させる前提だったキャラクター達をそれぞれの作品でファンを作って、それから合体させたのだ。
つまり、どれか一つでも失敗してしまうと『アベンジャーズ』も必然的に失敗になり、もしくは白紙になっていたかもしれない。
だが、そうはならなかった。それぞれのキャラにそれぞれの色とファンがしっかり定着され、そしてその個性を存分に発揮した集合映画が作られたことはとてつもない偉業なのだ。
1作目の『アベンジャーズ』では、『ソー』に登場する主人公ソーの弟ロキがヴィラン(敵)だ。
ロキが特殊な装置を使って宇宙に住まう悪者を地球(それもニューヨーク)に送り込むが、それを結成したてのアベンジャーズが阻止し、見事地球を救う。
スパイダーマン登場!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』予告編
それから、それぞれのヒーローたちの単独作にも続編が出てさらに世界観が深く広くなっていく。
またさらに新ヒーローも加わってくる。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アントマン』、『ドクター・ストレンジ』『スパイダーマン』『ブラックパンサー』と
次々とヒーローが参加し、楽しさが増幅されていくのだ。
以下、公開作品とその順番である。
ファンたちや出演者、制作側たちはそれぞれの節目の区切りを「フェーズ」と呼んでいる。
基本的にそのフェーズの終わりにアベンジャーズが入ってくる形になっているので意外とわかりやすい。
フェーズ1
アイアンマン 2008年
インクレディブル・ハルク 2008年
アイアンマン2 2010年
マイティ・ソー 2011年
キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー 2011年
アベンジャーズ 2012年
フェーズ2
アイアンマン3 2013年
キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー 2014年
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年
アントマン 2015年
フェーズ3
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 2016年
ドクター・ストレンジ 2016年
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス 2017年
スパイダーマン/ホームカミング 2017年
マイティ・ソー/バトルロイヤル 2017年
ブラックパンサー 2018年
アベンジャーズ/インフィニティウォー 2018年
そして今回『アベンジャーズ/インフィニティウォー』はアベンジャーズの三作目である。
↑ キャプテンアメリカの2作目。MCU史上最高傑作との声もあるほど。この作品で監督をしたルッソ兄弟が「インフィニティウォー」をも担当することに。
↑ これまで何度も映画化されているが、今回のはリブートされたMCU版。アイアンマンも登場する。
あらすじ
(以下『マイティ・ソー/バトルロイヤル』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の結末を含め内容や真相に触れる内容となっております。ご注意ください)
1)宇宙の起源に誕生した6つの石「インフィニティ・ストーン」。
- スペースストーン・・・空間を自在に操れる
- パワーストーン・・・全てを凌駕する力を得られる
- マインドストーン・・・生命の精神を支配できる
- リアリティーストーン・・・現実を自在に改変できる
- タイムストーン・・・時間を自在に操れる
- ソウルストーン・・・???(本編までのシリーズでは一度も出現していない)
この世の全てを司ると言われるこの石を所有した者は全宇宙を支配できるという伝説をサノスは我が手にしようとしていた。
サノスが望むことはただ一つ。
「宇宙の均衡を保つ」
それだけだ。
増えすぎた生命は破滅をもたらす。バランスを得るためには全宇宙の生命を半分抹消しなくてはならない。彼はそう信じ、信念として行動していた。
神々が住まう星、アスガルドの破滅から逃れたソーやロキ、ハルクらは地球に向かう途中サノスの乗る宇宙船に行く手を阻まれる。
サノスの目的はロキが隠し持っていたインフィニティストーンの一つ「スペースストーン」。
サノスは非常にも船内のアスガルド民を大量虐殺し、奇襲に出たハルクとロキまでもやられてしまう。ソーですらも力が及ばない程のパワーをサノスは持っていた。サノスはロキからスペースストーンを奪うことに成功する。
サノス襲撃により瀕死となっていたソーの親友ヘイムダルは最後の力を振り絞りハルクを地球へ送るが同時に命を落としてしまう。
ソーを残したまま彼らの宇宙船を、既に持っていた「パワーストーン」の炎で破壊したサノスと手下たちは、他のストーンを探しに行ってしまう・・・
2)
ヘイムダルによって地球に送られたハルクことブルース・バナーはNYにいるドクターストレンジと仲間のウォンの元に落ち、彼らにサノスが地球に来ることを警告する。
ストレンジはそのことをアイアンマンことトニー・スタークに伝えるため彼を見つけ出しバナーと再会させる。サノス襲撃に備えようとした矢先、サノスの手下がNYに降り立つ。彼らはストレンジが持つ「タイムストーン」とヴィジョンの額にある「マインドストーン」を狙ってやってきたのだ。トニーたちはサノスの手下と激しい交戦をすることになった・・・。
3)
宇宙のパトロール中に救難信号を捉えたクィル、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルート、マンティス達ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一行は発信元に向かうがそこは既に無数のアスガルド民の死体と破壊された宇宙船しかなかった。唖然としているガーディアンズの船に一人の男がぶつかる。サノス襲撃後のソーだった。
ガーディアンズはソーを保護し、彼からサノスがストーン集めに動き出したことを聞く。ソーの話を聞いたとき、ガモーラの顔に焦燥が見えた。サノスはガモーラの育ての親だからだ。ガモーラは危機を感じサノスがストーンを得るのを阻止すべくリアリティストーンを管理するコレクターがいる惑星ノーウェアへすぐに出発するようクィルに言うが、ソーはサノスに復讐するために必要な武器を作るべく惑星ニダベリアへ向かうと言い出す。ソーの提案に乗ったはロケットとグルートはクィル達の制止を無視してソーと共に発ってしまう。クィルは残されたメンバーだけでノーウェアへ向かう。
4)
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースとトニーが対立したきっかけでもある「ソコヴィア協定」*2によって監視下に置かれることになったワンダは密かに恋人関係になっていたヴィジョンとスコットランドで密会していた。ヴィジョンは額にあるマインドストーンが何かに反応していると言うが、その原因はわからないままだった。
同じタイミングでNYが謎の宇宙船に襲撃されたことを二人は知る。ヴィジョンはトニー達が危機だと感じすぐに出発しようとするが、サノスの手下がヴィジョンを奇襲しヴィジョンは重症を負ってしまう。ワンダはヴィジョンを助けようとするが二人ともお追い詰められてしまい諦めかけたその時、一人の男が現れた。
ソコヴィア協定で身を追われている男、キャプテン・アメリカだ。
ブラックウィドウ、ファルコンと共に二人を助けに来たのだ。
敵を追い払ったあと、ヴィジョンを治療するためにアメリカへ向かうが、指名手配されているキャプテンたちに自由がない。そこでキャプテンは最先端のテクノロジーを持つワカンダへ行きブラックパンサーでもあるティ・チャラ陛下に助けを求めることを提案する・・・。
ネタバレを含む感想
※この先ガチのガチでネタバレに触れます。できれば作品を観てからご覧になった方がいいです。とても衝撃的です。
過去18作品を世に送り出してきたMARVEL。その集大成が19作品目の本作。
上の点数にもでているが
ウォッチャ―は大変満足しております!!!!!!!!
こんなに度肝を抜かれるのもなかなかない!!
ヒーロー映画でこの内容をやってしまう大胆さ!!
さすがMCUだな!!!
ただ、来年の同時期に公開される続編「アベンジャーズ4(タイトル未定)」の内容次第ではこちらの点数が下がることも・・・
まぁ天下のMARVELだからそんなことはなかろうとは思うが(´◉◞౪◟◉)
まさか、本当にヒーローが半減するなんて・・・
まず一番ショッキングだったのは冒頭のロキ。
サノスに奇襲をかけようとするが読まれていて逆に首を掴まれる結果に。
そして兄ソーの目の前で殺されてしまう。これは衝撃的だった。
全国の、全世界のロキファンはこれには大変ショックを受けたであろう。
俺もショックだった。まさかロキが・・・
冒頭数分の出来事だよ!これ!!
最初からクライマックスじゃねぇぇぇぇかぁぁぁぁぁ!!!!!!!
そしてさらに。ガモーラの死。サノスは彼女の命と引き換えにソウルストーンを得るのだ。これまたとんでもない展開。
もうこの時点でやばいよね。どっちも主要人物だよ!?!?!?!
さらにさらに言ってしまえば、ラスト5分で半分近くのヒーローも消えてしまう(詳細はこのあと)わけで
絶望を突き付けられるのだ
これまでのシリーズで各キャラクターたちの関係や物語を18作品にもわたり紡いできたこの流れが一気に変わった
だれがこれを予想しただろうか。
物語の流れは意外とシンプルでわかりやすい。序盤は、
アイアンマン、ストレンジ、スパイダーマンたちのルート
ソー、ロキ、ハルクのルート
キャプテンたちのルート
で進む。その後ハルクは地球へ行きアイアンマンたちと合流し、ソーはガーディアンズと合流。キャプテンたちはワカンダでバッキーやブラックパンサーらと合流。
終盤は、
アイアンマン、ストレンジ、スパイダーマン、ガーディアンズがサノスと対峙
ソーはロケットとグルートと共に武器を作りに行く
キャプテンたちはワカンダでヴィジョンからマインドストーンを取り出す作業と同時に敵からの防衛戦(ここにはハルク/ブルースも合流している)
主に三つのストーリーラインが同時進行している。場所も全然離れている。
だけどその違和感はなく上手に話が組み立てられている。違う場所で展開するバランスが良いのだ。それにハルク一人がそれぞれのラインをまたいでいるおかげで空間的な部分もうまく紡いでいる。これがルッソ兄弟の上手いところだ。
そしてもう一つ驚きかつ評価するところは、この映画はまさしく
サノスが主人公
なのだ。
もちろんアベンジャーズたちが一致団結し、今まで見れなかった組み合わせの戦いを見せてくれる。
だが、一番出番が多かったのはサノスであるし、物語そのものもサノスが中心である。
しかもサノスにはヴィランらしからぬ魅力がある。ただの悪ではないのだ。
宇宙のあちこちで虐殺を行う彼の動機ははっきりしている。
「人口が増えすぎれば、食糧難や物資難に陥り、ついには絶滅してしまう。だから生命の半分を消せば宇宙の均衡が保たれる」
サノスにはサノスの正義が存在していた。
一部の犠牲で大勢が救われると信じているのだ。
ただ宇宙を支配したいとは微塵も思っていない。そこがこれまでのヴィランとの違いだ。そして妙に惹かれてしまうのもそんな部分が起因しているのではないか。
ところで普通ならヒーローたちが敵であるサノスと戦い、無事勝利することを想像する。
しかし、本作はサノスが次々にインフィニティストーンを手にしていき、ヒーローたちが次々に倒される。
そして最後、サノスはとうとうストーンを6つすべて集め、指を鳴らすのだった。
エンドクレジット前のラストシーンなんてサノスの勝利の微笑みで締めくくられる。
もはや絶望を通りこして、サノス万歳である(∩´∀`)∩
ロキやガモーラの死以上の絶望。
まぁ筆者は原作漫画を読んでいたし(※映画は原作を元にしただけで全く同じではない)、監督ルッソ兄弟の公開前のインタビューを読んでいたからうすうすそうなりそうだとは思っていたが・・・
やはり劇場での心境は複雑極まりない
そして最後の一文
Thanos will return
いやお前帰ってくるんかーい!!!!!!!!!!!!
そう突っ込んだ人は他にもいただろう
そう、本作は「アベンジャーズ4」を前提に作られている
だからまだ終わってないのだ。諦める必要はない。
もう一つ希望の説はある。
本作を観た人の中には気付いた人はたくさんいるのではなかろうか
サノスの最後の指スナップで生命の半分が消えた。
ヒーローたちも何人か消えた。しかし、消えなかったキャラクター達を観てなにか思わないだろうか?
アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、ネビュラ、ロケット、ウォーマシンことローディ、ブラックウィドウ、親衛隊体長ドーラ
・・・お分かりいただけただろうか?
一部を除きほとんどがアベンジャーズ初期メンバーである
特に、初期のBIG3と呼ばれるアイアンマン、キャプテン、ソーの三人も生きている。
これはどういうことか。彼らを演じる役者、アイアンマン=ロバート・ダウニーJr、キャプテン=クリス・エヴァンス、ソー=クリス・ヘムズワースは今後のMCUの契約がほぼなく、卒業予定なのだ。
逆に消えたキャラクターで、ロケット以外のガーディアンズ、ストレンジ、スパイダーマンは今後の続編を控えている。
これらの情報を信じれば、この結末にはまだ裏があるということだ!
実際に、海外でリークされた情報によれば「アベンジャーズ4」の撮影の内容がタイムトラベルと思える感じになっている。
だからファンの間では、なんらかの方法で時間をさかのぼってサノスが野望を果たすのを防ぐのではないか。と語られている。
それに一番大事なことがある。
それシリーズのタイトル。「アベンジャーズ」
アベンジャーズとはアベンジ、つまり復讐という意味。リベンジも復讐だが、リベンジが個人的な復讐とされており、アベンジは正義による悪への復讐とされている。
そう。アベンジャーズは一度やられる。
インフィニティ・ウォーは前ふりなのだ。
全てはアベンジャーズ4へつながっている。
だから、本作を観た人は本作への不満や絶望で評価を下す前にこのことを念頭においてほしい。そして、一年後の新作を楽しみにしてほしい。
本作には様々な意見があり、否定する者もいる。その方たちの意見も全く理解できないわけではない。しかし、これだけ大きい規模の作品を作る以上削らなくてはいけない部分もある条件の中でここまで大人数のキャラクター達をまとめ上げたことは非常に上手いと素直に褒めても良いところだと思う。
例えば、キャプテンの出番は正直少ないが、じゃあ各キャラクターたちの時間が均等であればいいかと言えばそういうわけではない。
少ない見せ場の中でも十分個性を発揮していたと思うし、過去に十分発揮してきたキャラでもある。
語られてない空白の部分は本作でそれを盛り込むには少々、いやかなりオーバーになってしまうのではないか。制作側もそれを考えやむなくカットしたはずだ(実際某映画情報サイトでは脚本家のインタビューでそのようなアンサーが出ている)
本作で活躍が少なかったキャラは4でたっぷり使われることは明確に言われている。
だからやっぱり最後はこれに尽きる・・・・・・
早く「アベンジャーズ4」が観たいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
MCUの今後
さて、ざっくりしたレビューもこの辺で・・・
8月31日には本編に登場しなかったアントマンの最新作
『アントマン&ワスプ』が公開!!!
そして、インフィニティ・ウォーのポストクレジット(エンドロールの後のおまけ映像)に出てくる、フューリーがポケベルらしきもので連絡を取った相手・・・
その名もキャプテンマーベル
彼女はまだ登場していないが、彼女の映画がアベンジャーズ4のおよそ2カ月前に全米公開となる!
フューリーはなぜ彼女に連絡したのか?
キャプテンマーベルはどう関わってくるのか?
今後も要チェックだ!